第7回カーデザインアカデミー学内デザインコンペティション | Car Design Academy [カーデザインアカデミー]|オンラインのカーデザインスクール

第7回 CDA受講生限定コンペティション「一人乗り超コンパクトEV」

2018年10月にカーデザインアカデミー受講生限定のデザインコンペティションが行われました。
今回も審査を努めてくださったのは、世界的に活躍されている山下 敏男先生です。
これまでデザイナーとして、幾多もの社内コンペを勝ち抜いた経験をお持ちの山下先生ならではの視点で、受講生の作品を厳正に審査していただきました。
山下先生の記事はこちらから

これまでのコンペはこちらから|第1回第2回第3回第4回第5回第6回

今回のテーマは「一人乗り超コンパクトEV」

個人所有で楽しめる車から、公共性の高い車、さらには空を飛ぶといった車まで幅広い範囲の提案が集まりました。
受講生にとっては、デザイナーによってテーマに対する解釈が大きく違う事を知る良い機会になりました。

審査の基準は前回と同様に3つ。「テーマとコンセプトの整合性」「アイディアの展開力」そして「スケッチ表現力」
テーマとコンセプトの整合性がうまく合致し、現実感を帯びたデザインが高得点の要素となりました。
一生懸命に制作された事は作品を見れば一目瞭然。審査する側も真剣です。どれも甲乙つけがたい作品の数々で、今回も審査が難航しました。

そして厳選なる審査の結果、
最優秀賞に選ばれたのは・・・。

日本の受講生
Shiroさんの作品でした!!

【審査コメント】
「テーマとコンセプトの整合性」の点数が最も高く、アイデアの展開とスキルの高さが受賞に繋がりました。
従来のシェアカーとは違い、車の使用目的が移動するだけでなく、必要なものを提供するといったプローチはユニークで興味深く、新しい車の可能性を感じさせていました。また、そのアイデアを形状に落とす作業においても機能面とのバランスをうまく取っている点も優れていました。
ただし、レンダリングにおいては、アイデアスケッチの魅力を超えることができていない点がマイナス評価です。
ポイントを挙げると、アイデアスケッチでは硬い面質で統一されたデザインですが、レンダリングのフロントビューでは、ボディー側面の形状がソフトな面質に見えます。(デジタルペイントでのグレイブラシの入れ方が影響しています)また描き込みも、3つのビューすべてが同じレベルですが、メインとする一つのビューを集中的に描き、残りのビューとの差を付けると、審査員に自分の主張を伝えることができます。これらのポイントが改善できれば、この作品のクオリティーは更に高くなるでしょう。

第2位
Anton Rutkovskijさん


【審査コメント】
車とVRを組み合わせたこのユニークな案は、内容が少し複雑なため第三者に伝えることが難しいのですが、リアリティのあるレンダリングと構造を示したスケッチにより、十分に理解できるようにしている点が素晴らしく、次点に選ばれました。作品全体からはデザイン(アイデア)の特徴を伝えるためには何(要素やコンテンツ)が必要なのかをしっかりと理解されている印象を抱きました。
最優秀賞との差はデザインの完成度でした。この作品はフロントに比べるとリアの処理、特にリアコンビランプの形状が全体とマッチしていないように感じられます。(このような場合、よくデザイナー間の会話ではデザインが未消化という風に言い表されます)このデザインはフロントがメインだと思われますので、フロントは今回のレンダリングのようにカッチリと仕上げて、リアビューはレンダリング時間を少し削ってクオリティーを下げてでも、デザインの完成度を上げるようにすると最優秀賞の可能性も十分にありました。

第3位
Predrag Stajic Strandhagさん

【審査コメント】
スケッチ表現力と、プレゼンテーションにおいて高い評価を得ていました。
ただし、デザインにおいては、アイデアスケッチ展開による検討が不足していました。空を飛ぶコンセプトが目を引いていましたが、形態においても、ユニークなものになるようにスケッチ検討をすると全体の魅力はさらに高まっていたでしょう。


上位入賞作品はこちらからご覧になれます。
※クリックでスライド開始


コンペの様子を収めたショートムービー。


今回のコンペでは、スキル別に3つのグループに分けて審査が行われました。山下先生からのアドバイスでは、各グループにおけるスケッチ力の差は何か?といった点から、アイデア展開の流れと組み立て方、そして効果的なスケッチの見せ方などを丁寧に話されていました。
これらの貴重なアドバイスが、受講生の作品作りに活かされていくでしょう。

カーデザインアカデミーのコンペティションでは、審査の様子をすべて受講生に公開しています。
受講生は自分の作品に対する評価を知ることで、コンペで勝つためのノウハウを得て成長することができるのです。
CDAデザインコンペティション含め、カーデザインアカデミーの受講に関して何か知りたいことやご相談がありましたら、
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