【アドバイス動画&スケッチ付】第3回 学内コンペ結果発表!「2020年に走る大型バス」
こんにちは!Car Design Academyです。 新講師の山下敏男氏に取り組んでいただいている1つのミッション、それが日本・海外を含む全受講生参加型の学内コンペ「Monthly Design Competition」です。(過去の結果発表記事はこちら・第1回/第2回)
本日は第3回の結果発表です!
選考会&アドバイス付 |<テーマ>「2020年に走る大型バス」
第3回のマンスリーデザインコンペは、日野自動車の本社にて、デザイン部長の*松山耕輔氏をお迎えして選考会をおこないました。第一線で活躍している商用車のプロフェッショナルから直接もらえるアドバイスは目からウロコ!皆さんも今回のテーマ「2020年に走るバス」を描くなら、どんな用途でどんなデザインのバスを描きますか?是非そんな視点も持ちながら、ご覧下さい^^
*カーモデラーからデザイン部長へ。きっかけは一通の年賀状だった!? ―日野自動車デザイン部長 松山耕輔さんの場合―
【 第1位 】田中 謙次 さん
<コメント>
松山氏
コンセプト×インテリア×外形の3つのバランスがとても高いレベルで表現できていると感じました。社会の中でのバスの位置にも目線がある事も評価のポイントです。
山下氏
ユーモラスで形の完成度も高い、コンセプトも練られている。今後期待する事跡しては、プロダクトデザインとしての追求をお願いしたい。
栗原氏
やはり1番はコンセプト、形ともに完成度の高さが光っていた。楽しめる提案になっていてとても良い。
【 第2位 】岩波 修さん
<コメント>
松山氏
ある意味でバスはただの四角い箱。今回のコンペでは皆さんどうやって箱から離れるかを考えていたと思います。この提案は多角体というアイディアに偏りすぎず、インテリア=乗る人の楽しさをしっかりと形に表現していて、高いレベルでバランスがとれていて良い。提案内容もGood。
山下氏
デザインテーマと内装のコンセプトが魅力的。さらなるフォルムの追求を期待したい。特にフロントのデザインは再考の余地がある。
栗原氏
機能的な提案とフォルムが合理的、エクステリアはもう少しシンプルにしても意図が伝わると思うので、それができれば更に良い。
【 第3位 】Predrag Stajic Strandhag さん
<コメント>
山下氏
デッサン力は高く、フォルムで見せているのは良い、次はプロダクトとして完成させて欲しい。
栗原氏
ユーモラスでユニークなデザイン、機能上も問題なさそう。スケッチも上手だと思います。
CAN氏
可愛らしいフォルムで街中でも馴染みそうな点が良い。
【 第4位 】Alireza Saeedi さん
<コメント>
山下氏
表現力は高くアイディアも良いが、ただサイドビューの斜めカットに違和感があるので、その点を修正すると更に良くなるでしょう。
栗原氏
丁寧な表現力で良いが、リアの部分を修正すると更に良くなる。
CAN氏
素晴らしいレンダリングスキル!ですがアイディアの面で、少しモノ足りなさを感じた。
【第5位 】Predrag Stajic Strandhag さん
<コメント>
山下氏
アイディアは面白く、デザインも独創的でGood。仕様と合っていない点がおしい。課題の内容も理解すること。
栗原氏
動物的なフォルムが目を引く、ただ少し課題に外れるとこが気になるがユニークさが目立っていたので、選んだ。
CAN氏
今回の条件に納まっているのかが微妙ところ。ただその懸念を払しょくするくらい形の面白さがあった。
2016年一発目の第4回マンスリーデザインコンペは、日野自動車に続き、あの有名は企業と組んでデザイン部に乗り込む予定です!正式に決定しましたら、皆さんにも報告しますので、お楽しみに!