CDA受講生が国際学生EVデザインコンテスト2019で入賞しました! | Car Design Academy [カーデザインアカデミー]|オンラインのカーデザインスクール

【祝】CDA受講生が国際学生EVデザインコンテスト2019で入賞しました!

こんにちは。カーデザインアカデミーです。

CDAのチュニジア人受講生Jihed Zaierさんが東京モーターショー・シンポジウム2019の一環で行われた「国際学生EVデザインコンテスト2019」で優秀賞を受賞しました!

このコンテストはAPEV(電気自動車普及協会)が主催する「ゼロエミッションEVの可能性を最大限に活用した未来のモビリティとその社会とのかかわりのデザイン提案」をテーマとし、世界中から学生参加を募っていました。(詳しくはこちら)。東京モーターショウに合わせて毎回開催され、今回で4回目。参加は31校47チーム(日本23校37チーム、海外8か国8校10チーム)。その中から、2回の選考を経て10校10チーム(日本:6校6チーム、海外:4ヶ国4校4チーム(インド、カナダ、韓国、チュニジア))がファイナリストに選出され、10月27日に最終審査のプレゼンテーションが行われました。

この最終審査にはCDA受講生2チームが勝ち残りました。2チームといっても、彼らはそれぞれ1人チームです。他の参加チームは3~6人構成でしたが、彼らは1人で挑戦していました。
チュニジア人受講生のJihed Zaierさんの作品「I RESC-U」は、災害時に活躍する電動緊急車両で、地震や洪水そして山火事などの災害が起きた際に救助してシームレスに病院まで運べる電気自動車の提案をして見事、トゥールズインターナショナル賞を受賞しました。
惜しくも受賞を逃したもう1名の受講生Tomoki Kanekoさんの作品「CHARGE」は、未来のスマートシティにおける電気自動車の提案。車を含めた街全体が電気を有効に利用するアイデアでした。ユニークな発想が高く評価されていましたが、残念ながら受賞には手が届きませんでした。しかし彼はまだ若干19才です。今後さらなる活躍を見せてくれるでしょう!

Jihedさんのプレゼンテーション

同じくプレゼンテーションをするTomokiさん

授賞式での株式会社トゥールズインターナショナルの有泉氏とJihedさん

Jihedさん、Tomokiさん、そしてCDA校長の喜屋武とCDAスタッフ

Jihedさんの作品

画像をクリックorタップでスライド開始します。


Tomokiさんの作品

画像をクリックorタップでスライド開始します。


 


 

このコンテストでは、私たちカーデザインアカデミーも協賛をしており冠賞も設けて頂きました。CDA校長の喜屋武がカーデザインアカデミー賞として選んだチームは、過疎地の医療問題を解決する提案をされた千葉工業大学のチーム「Hyks」です。過疎地における医療問題は日本だけでなく、都市部への人口集中が顕著な諸外国でも共通のテーマです。この大きな問題に挑戦した彼らが、今後どのようなデザイナーに成長するのか楽しみですね!

チーム「Hyks」の受賞作品

冠賞選定の理由を説明する喜屋武

受賞された千葉工業大学チーム「Hyks」の皆さん

 


 

カーデザイナーを目指すならぜひ参加を!

このイベントは単純に学生がデザインを競うのではなく、「デザイン学生の育成」をテーマに掲げている世界的に見てもユニークなコンテストです。2回の選考では、都度通過した学生を対象にデザインワークショップを行うことで学生の育成を図っています。
ワークショップのメイン講師はアカデミーでも特別講師を努めていただいている山下敏男氏(フェアレディーZ32デザイナー、インテロバングデザイン株式会社 代表)です。またカーデザインアカデミーからも校長の喜屋武が山下氏のサポート講師としてワークショップに参加しています。
ワークショップの様子はこちらから。
そしてコンテストの審査を任されたデザイナー陣は審査員長の中村史郎氏(元日産自動車 専務執行役員、現SHIRO NAKAMURA DESIGN ASSOCIATES CEO)をはじめ、安藤 忠雄氏(建築家、東京大学名誉教授)、奥山 清行氏(工業デザイナー、KEN OKUYAMA DESIGN 代表)、長屋 明浩氏(ヤマハ発動機㈱執行役員デザイン本部本部長)、ジャン・ファン氏(広州自動車グループデザイン担当副社長)とカーデザインコンテストとしてこの上ない豪華なメンバー。2次審査ではなんと彼らからの貴重なコメントを得ることができます。
これほどまでに成長できるコンテストは世界中を見渡しても唯一無二ではないでしょうか?

このコンテストは東京モーターショウに合わせて隔年で行われますので、次回の予定は2021年です。現在美術系学校で学ばれている方、そしてこれから美術系学校に進学する高校生の方も、カーデザイナーを目指すなら次回のコンテストにぜひご参加ください!

最終審査の結果はこちらから。

Facebookでシェア Twitterでシェア はてなブックマーク LINEでシェア
CAR DESIGN ACADEMY

TOPへ