3Dデータが使えなくてもOK!世界にひとつだけのオリジナルミニ四駆を作ろう☆★ | Car Design Academy [カーデザインアカデミー]|オンラインのカーデザインスクール

“第一弾” 3Dデータを作れなくてもOK!世界にひとつだけのオリジナルミニ四駆を作ろう☆★

前回おこなった“コピックテクニックワークショップ”に続き、新企画始動!!

自分だけのオリジナルデザインミニ四駆を造る、その名もMINE四駆プロジェクト!だから”MINI(ミニ)”ではなく”MINE(マイン)”というわけ。

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カーデザイナーになるためには造形力を身に付けることが必須!でもインダストリアルクレイでモデルを造ろうとすると結構大変です。どんな場所でも気軽に造形を学ぶことができるワークショップができないかとあれこれ考えた結果、MINE四駆は生まれました。子供から大人まで楽しめるプロダクトである“ミニ四駆”をベースに、ボディを自由にデザインして、油粘土で造形していきます。出来上がったものを3Dスキャンし、3Dプリントをして、世界にひとつだけのオリジナルボディを作りあげる、という流れとなっています。

では、ここでクルマのデザインプロセスを考えてみましょう!

(1)クルマのデザインコンセプトを決定→(2)アイデアスケッチ→(3)レンダリング→(4)クレイモデルや3Dモデルの制作→(5)試作

つまり、この一連の流れを“MIINE四駆”で擬似体験することができます!  

しかも!モデルは油粘土で造り、3Dスキャンするので、データを作成するスキルが無い方でも大丈夫!

これがポイントのひとつです。ちなみにこの企画は、3Dプリント業界の大手である株式会社アイジェット様の協力もあって、実現しております。※HPはこちら

株式会社アイジェット(本社:東京都港区、代表取締役:久米原 勝) 2009年に3Dプリントサービス事業で創業して以来、さまざまな挑戦と創造を繰り返してきている3Dプリンタのパイオニア企業です。3Dプリンターは、モノづくりのありかたを大きく変えると期待される製品です。ファッションモデルを3Dにしたい、映画用に戦闘機のコックピットを再現したいなど、その可能性に惹かれた多種多様な企業とお取引をして事業を展開しています。

 

Car Design Academy の喜屋武が講師を勤める、桑沢デザイン研究所でも選択授業として3ヶ月かけて実施しました!その模様がvol,4の“CAR STYLIG”で紹介されています。

 

 

では話を戻しまして、当日のワークショップの流れがこちら!

 

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写真右が粘土、真ん中が3D プリントしたもの、左が塗装で仕上げたMINE四駆となります。ちなみにこの形を3Dデータで造ろうとすると結構たいへんです。

 

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 では、今回ワークショップにご参加頂いた方達をご紹介☆

・造形の勉强をしたい美大や専門学生さん

・友達同士で参加された大手自動車メーカーのエンジニア達 

・中学生のお子さんと一緒に参加されたパパ

・小学生のお子さんと一緒に参加されたファミリー(パパがプロカーデザイナーです笑)

・カップルさん など

計15名の方達に参加して頂きました!(Car Design Academyの受講生からも3名参加!)

 

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まずはアイジェットさんのファクトリー見学! “JET TOUR”をおこないました。

実際に同ファクトリーで製作した作品や3Dスキャンの技術、3Dプリンターの特性について説明を交えながら見学。ワークショップへのモチベーションも上がります☆

ツア−内の3Dスキャン体験では、参加者親子を試しにスキャンしてみました!

データにしたら・・・とても鮮明!

※詳しい“JET TOUR”についてはこちら

さぁいよいよここからが本番です!

まずは、ミニ四駆の組み立てから開始。

次にメイン工程のあぶら粘土を使用して、ボディを作っていきます!

事前にデザインを考えて、スケッチしている方達も。

ここからの作業では、粘土遊びと同じです!

皆さん童心に戻ったように真剣に取り組んでいました。

・どんなデザインにしよう?

・イメージは出来ているけど、いざ形にするのが難しい

・車らしさを出す為に、フェンダーをつけて…

・曲線をどのように削って表現していけばいいのか? などなど

悪戦苦闘しながら、仕上げていきます。

ちなみに、皆さんの作品の途中段階 はこちらです!

私達の想像を超える、独創的なデザインでビックリ 笑

 MINE四駆はカーデザインの教育の一環として企画したものですが、それだけではありません!もちろん造形力を養う為に、スケッチを元にモデルを造り、プレゼンで使用するまでイメージして取り組むのも良いですが、その他にもファミリーでお子さんと一緒にモノ作りの楽しさ感じてもらうのも良し、カップルで仲を深めるのも良し、中学生のお子さんと春休みの思い出なんてのもいいですね。要するに大人だけでなく、どなたでも楽しめる!という事です。

講師の喜屋武がプロのカーデザイナー視点で、教えているシーンも☆

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そんなこんなで完成したクレイモデルが、こちらとなります!

個性的!斬新!これぞクリエィティブ!よく見ると、もはやミニ四駆の概念を覆すような作品も笑

完成作品

ワークショップ最後の工程は、“3Dスキャン”

このように360度から、しっかりとスキャンしていきます!

意外と離れた距離から、ひとつひとつ手作業でやっているんですね。

そして、このようにデータ化されます。

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皆さんにワークショップの感想を聞いてみました!

形をイチから作っていく難しさはありました。こんな車を作ろうとイメージして来ましたが、まわりの作品を見ていたら、もっと自由な発想でこんなデザインしたら面白そう!とインスピレーションのまま結局デザインしてしまいました。本当にとても楽しかったです。自分でデザインしたミニ四駆が出来上がって走りだすのかと考えるとワクワクしますね!

 

粘土を削っていく段階で、滑らかなラインにしていく作業を追求していくのが楽しくて、色々と遊んでいたら時間が足りなくなっちゃいました。3Dのボディ形状を作れる事が本当に楽しかったです!実際にどのような立体として3Dプリントされるのか楽しみです。

 

このような工程を実際の自動車メーカーでおこなうと、お金と時間が大変かかります。気軽に楽しめながら、造形を勉强でき、かつ、車が出来上がる工程の流れを学べるのは、カーデザインの教育として良いと思います。もっと全国的にカーデザインを学ぶ若者にも受講できるように、頑張ってほしいです。応援しています。

 

子ども達が、物をイチから考えながら作る経験ができて良かったです。最後のデコレーションをしている時などは、窓をハートにしたりリボンをつけたりと、本当に楽しそうでした。私達も子どもと一緒に思う存分楽しんでしまいました。家族で参加できてとても楽しかったです。ありがとうございました。

 

私はミニ四駆に全く触った事もなく正直興味もなかったですが、粘土で作っていく作業で童心にかえった気持ちになり、次第にミニ四駆にも興味がでてきて楽しかったです。3Dプリンタに関しても樹脂やナイロンなど色々と種類がある事を知れ、さらに見学まで出来てよかったです。彼と一緒に作ったので、思い出の一品にしたいと思います。出来上がりが楽しみです。

 

最後にみんなでパチリ!

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今回参加された全ての方に、“とても満足” というお声を頂くことができました!

子どもも、ママもパパも、思わず笑顔になる。

カップルだって、思わず笑顔になる。

友達同士も、思わず笑顔になる。

多くの“笑顔とコミュニケーション”が生まれました。

カーデザイナーを目指す方々に向け、リアルのワークショップだけでなく、オンラインでのコースも作成中!

ひとりでも多く、全国の方に届けていければと思います。

今回ワークショップで作ったミニ四駆を、4月29日(水)におこなわれる【Fabミニ四駆カップ 2015 Spring】に参戦します!見学は無料なので、気になる方は是非観戦に来てください!

詳しい詳細はこちら

 

今後もワークショップを色々と企画できればと考えております。場所を提供いただける大学や専門学校、メーカー様などございましたらinfo@cardesign.jpまでご連絡ください^ ^

 

第二弾にて3Dデータとして、出来上がった作品達を特別に公開しています!こちらへ

 

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