【CDA海外卒業生インタビュー】
アリレザ・サエディ


アレリザ・サエディ| Alireza Saeedi
カナダ・トロント出身。Monash University卒業。大学在学中にCDAに入講し、学校の勉強と並行してカーデザインを学ぶ。オーストラリアのデザインオフィスでインターンを経験し、現在はKTMのデザインでも知られる欧州のデザインオフィスKiskaにてデザイナーとして活躍中。

欧州で有名なデザインオフィスKiskaに就職した、カーデザインアカデミー卒業生のアリレザ・サエディさんへのインタビュー

こんにちは。カーデザインアカデミーです。
今回の卒業生インタビューは、カナダ出身で現在は欧州オーストリア在住、デザインオフィスKiskaのデザイナー アリレザ・サエディさんです。
CDAでの受講のことから、デザインオフィスでの仕事について、そしてデザイナーを志す方に向けた想いを語ってくれました。

カーデザイナーを目指すきっかけ、そしてCDAでの受講について

まずはカーデザイナーを目指したいと思ったきっかけをお聞かせください。
実は特に理由は無いのです・・・とう言うよりも、覚えていないといったほうが正確かもしれません。なぜなら私は4歳頃からカーデザイナーになりたいと思っていたからです。
幼い頃から絵を描くことが楽しかったので毎日のようにスケッチをしていました。ある日、母が車の雑誌を買ってくれるようになると、更に夢中になり始めました。
その延長線でカーデザイナーを志すようになったのです。なので私はカーデザイナーを目指すと決断したのではなく、自然とこの道に進んでいったという感じですね。

CDAを選ばれた理由は?
私は地元カナダの学校でインダストリアルデザインを学んでいたのですが、カーデザインを集中的に学習することは難しいと痛感していました。
本格的にカーデザインを学ぶ学校への進学も検討しましたが、私にとっては学費が高すぎて経済的な理由から諦めました。
そして、進学以外で何か良い学習方法はないかとネットで探していた時に見つけたのがCDAです。
CDAなら、学校に通いながら自宅でカーデザインを学ぶことができると思い申し込みました。

CDA受講の申し込みをする際に、不安に思うことはありましたか?
いいえ。ホームページには、何を学べるかや講師の経歴などが分かりやすく書かれていたので、特にオンラインで学ぶことにもためらいはありませんでした。

CDAを受講して良かったことを教えてください。
私にとってCDAで学ぶ最大のメリットは、自宅で思う存分取り組めることでした講師のアドバイスを参考にスケッチを一生懸命描きつづけると、驚くほど上達しました。
スケッチを思うように描けてくると、次第にコンセプトやプレゼンテーションのアイディアを練ることも、自然とこなせるようになっていきました。
オンライン学習なので、自分のモチベーションを保つことが重要ですが、それをサポートしてくれた体制も良かったです。

講師についての感想をお聞かせください。
喜屋武先生には、コース受講中の大半をお世話になりました。喜屋武先生の指導が受けられたことを光栄に思っています。
レッスンごとに講師からの添削は20分~30分の動画で送られてくるのですが、先生の説明や知識は大変素晴らしく、多くのの”気付き”をもらいました。
また、受講中、悩んでいるとその度に励ましの言葉を下さりました。講師に支えて頂いたお陰で、上達することができたと思っています。

 

Kiskaでの仕事について

現在はどのような仕事をされていますか?
キスカ(Kiska)でデザイナーをしています。
プロダクトデザインとトランスポーテーションデザインを合わせた仕事に取り組んでいますが、これは私がこれまで大学でプロダクトデザインを、そしてCDAでカーデザインを学んできた事が活かせています。
ここはまさに私が理想としていた職場だと確信しています。

仕事のモチベーションはどこにありますか?
自分の技量に許される限りの努力をするところです。
現在私は、デザイナーとしてだけでなく、ひとりの人間として成長するために様々なことを吸収しなければならず、学びの過程にいます。
幸運にも職場には才能溢れる同僚たちが多くいます。彼らと共に働くことで影響を受け、日々自分の成長を感じている所にモチベーションがあります。
なので私は、モチベーションは環境がもたらすものだと最近は考えるようになりました。

 

カーデザイナーを目指す方たちへのメッセージ

現在カーデザイナーを目指している方たちに向けてメッセージをお願いします。

あなたが将来、どんな仕事に就いたとしても、才能を存分に発揮し、自分自身を表現することがあなたの人生を充実させる為にすべきことです。カーデザインは職業として存在していますが、あなたが本当に好きならば、仕事としてこなすのではなく、あなたの人生を謳歌するために様々な事に挑戦してください。

もちろん、デザインをする時は良い時も悪い時もたくさんあります。自分より才能のある人が現れて危機感を覚えたり、受け入れ難い意見をもらって落ち込んだりすることもあります。それでも粘り強く乗り越えることです。粘り強さは結果に関係なく、目的を果たす手助けとなります。そこにこそ自分を成長させてくれる経験が隠れています。

そして、時には苛立ったり、がっかりしたりすることもあるでしょう。しかし、自分に正直でいたい、自分はまだ未熟だと認識する限り、そして良い作品が最終的にできるかどうか何一つ保証されていないと分かっている限り、必ずタスクを全うできるはずです。毎日一生懸命努力をしてください。そうすれば上達が目に見えるようになり、それがモチベーションに繋がります。

ただ、何のために今こうして励んでいるのか、と決して目的を忘れないようにしてください。デザインするためだけにするのではありません。「なぜ(Why)」そのデザインが重要なのかを見つけてください。一人ひとりその”Why”の内容は違います。しかしそれで良いのです。人は違うということを踏まえていれば良いと思います。そして、ぜひ自分の才能を発揮するために進み、挑戦していってください。

 

インタビュー後記

いかがでしたか?最後に熱いメッセージを語ってくれたアリレザさんですが、彼の熱量はCDA受講開始時からとても高く、目標に向かって常に努力していました。
実は受講中に来日したことがあり、そのタイミングでちょうど開催されていたUltimate Car Design Battleに参加していました。
その大会では残念ながら良い結果を残せませんでした。彼はとても素晴らしいデザインセンスと巧みなスケッチスキルを当時から持ち合わせていたのですが、その大会では繊細なスケッチや造形センスよりも、勢いのあるスケッチ、そして学生らしいフレッシュで「ぶっ飛んだ」アイデアが求められていました。その様な審査基準の理由から彼のきれいなスケッチが高く評価される事はありませんでした。
しかし、彼の良いところはそこで自分自身の足りない所を理解して、補うために更に努力を重ねるところです。大会後の彼の作品が良い方向で変化したことは言うまでもないでしょう。
これから先、彼が素晴らしいデザインをして、デザイナーとして大成する事をカーデザインアカデミーは願っています。

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