CDAトライアルコース Lesson 4

カーデザインスケッチをしよう!

Lesson4では、レイアウト図に乗せてオリジナル案のクルマをデザインします。
前回のレッスンで考えたコンセプトを元に、自分が思い描くクルマをスケッチしてみましょう!

課題内容

参考資料の中のレイアウト図に乗せてオリジナル案をデザインします。描くビューは自由に決めてOKです!

  • 1) フロントクォータービュースケッチ
  • 2) レイアウト検討図
  • 3) サイドビュー検討図
  • これら計3枚を提出して下さい。
  • ※添削はサイドビュー検討図を基に行われますので、クォータービューと同じ車に見えるようにスケッチしましょう。

こちらのレッスンはCDAのエクステリアコースで、半年間ほど練習してきた受講生向けのレッスンですので難易度が高いです。普段からカースケッチをしていない方は、難しく感じてしまうと思いますが、上手に出来なくてもまったく問題ありません。 最初は描けなくて当然、何よりもまずはトライする事が大切です!臆せず描いて提出しましょう!
※今回のスケッチでは色を塗る必要はありません。

受講生の提出作品

※こちらでは提出作品の参考例として、CDA受講生作品の一部を閲覧する事ができます。


上達のアドバイス

1.パースの基礎を意識しましょう。

スケッチのビューが難しくなるほど、パースの基礎が大事になってきます。どんな物でも、 3次元のものを2次元で表現する場合はパースの原則に当てはまります。
下絵の段階では必ずパースガイド線を入れるようにしましょう。パースを感覚で正確に描く事は困難ですが、パースの基本的な事さえ抑えていれば、多少正確でなくても不自然には見えません。ここでいうパースの基本とは「HL上にあるVPに線が向かう」事と「楕円は手前と比べて奥は細く見える事です。この点をしっかりと意識して描くようにしましょう。

※HLやVPなどのパースの基礎やグリッドを利用したプロポーションの取り方は、エクステリアコースで全てイチから学習できます。今回は車を描くために必要なポイントのみをご紹介していますので、スケッチする際の参考にしてください。

2.参考テキスト内にある人形のデータを活用しましょう!

車は人が乗り込んで運転するものです。デザインを考えるとき、乗員が “どのようにして配置され、どのような姿勢で乗るのか”という事が重要です。デザインスケッチを行う前に、まずはレイアウト(乗員の位置と姿勢)を決める事からしましょう。参考テキストには 1/20 スケールの人形データ(ファイル名:cda torso for layout)をAdobe IllustratorデータとPDFデータでご用意しています。人形は各パーツごとに切り分けられるものになっています。また、同じく参考テキストの中に 1/20 スケールのサイドビューが入っておりますので、人形を実際に配置してレイアウト検討に活用してください。
※Adobe Illustratorをお持ちの方はデジタルで編集してください。お持ちでない方はPDFファイルをプリントアウトして人形をレイアウトしてください。

上の図は車のタイプ別ポジション例です。スポーツ走行を楽しむ事を目的としたスーパースポーツは低く座り足を伸ばしています。対照的に、使い勝手優先のミニバンでは、空間を広く使えるように着座位置は高く、足はイスに座るくらい曲げています。自分の立てたコンセプトにはどのようなポジションが適切かよく考えるようにしましょう。

参考テキスト/資料

テキストと参考資料をダウンロードして、動画と一緒にご確認ください。
※「オプション」の「ダウンロード」をクリックして資料をダウンロードしてください。

教材

動画教材

【クォータービュー下絵

【クォータービュー仕上げ】

【赤ペンを用いた作図法

【How To Draw -グリッドを使った作図法】

CAR DESIGN ACADEMY

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