Lesson10はクイックにおこなうデジタルペイントです。
クイックに塗るために、使用するカラーはほんの一部をのぞき全て白で塗ります。デジタルペイントの大きなメリットは白を使う点です。アナログペイントでは、白くしたいところは、 塗らずに残す必要があり、ペイント最中に面の修正をする事が困難でしたが、デジタルペイントでは いくらでも白を重ねる事が出来ます。この特徴を今回の学習によって体得するようにしましょう。
・表面形状をしっかりと意識しましょう。
ペイントの一番の長所はブラシによるグラデーションです。マーカーでは表現が難しいグラデーションをペイントでは簡単に表現する事ができます。しかし、表面形状を理解しないまま塗ってしまうと、立体感の無い絵になってしまいます。ペイントする前に一度セクションを入れてみるなどして、ボディー形状をしっかりと理解してペイントするようにしましょう。
・コントラストを付けよう
スケッチは写真の様に忠実に再現するデッサンなどと違い、その車の特徴やデザイナーの意図を明確に表現する手段ですので、ペイントする際も多少誇張して塗ってもOKです。スケッチを魅力的に見せるために、明るい所は、実際よりも明るく、暗い所も同様に暗くしてスケッチのコントラストを強くしましょう。
作業をクイックにこなすにはコマンドのショートカットとツールのキーボード割り当てを活用しないといけません。この表は各ツールがどのキーに割り当てられているかとコマンドのショートカットの説明です。
PHOTOSHOPは多くのクリエイターやデザイナーが使っているソフトで、画像編集を得意としています。画像加工には長けていて、幅広い表現が可能ですが、その分メモリが必要なので、個人用PCではブラシの動きが遅れる場合があります。また、画の中で赤枠で囲ってあるところは頻繁に使うので、今回の課題の練習から積極的に使いましょう。
※下記資料は、参考資料内にあります。
※Lesson 9にある動画と同じです
今回の学習ではマスク編集機能も使用します。作業を行う前に設定を変更しましょう。
※Lesson 9にある動画と同じです
SAIは基本的な操作はPHOTOSHOPと似ていますが、一番の特徴は描画性能です。手描きの感覚に近いのでペイント初心者でも戸惑い無く塗れると思いますのでお勧めです。PHOTOSHOPに比べると表現の幅は狭いのですが、その分大きなメモリを必要としないので個人用PCでも快適に動きます。下記資料は今回のペイントで使うツールとショートカットの説明です。
※Lesson 9にある動画と同じです
テキストと参考資料をダウンロードして、動画と一緒にご確認ください。br>
※「オプション」の「ダウンロード」をクリックして資料をダウンロードしてください。
フォトショップを立ち上げる前にダブルクリックして下さい。 画面上、変化はありませんが、フォトショップにブラシが追加されます。 このファイルは、開くたびに追加されてしまいますので、何度も開かないようにしてください。 また、今回はブラシを使いやすくするためにブラシの設定で、追加したブラシ以外は削除する事をお勧めしています。もし、残したいブラシ設定などがありましたら削除する前に保存して下さい。 尚、デフォルトのまま手を付けていないのであれば、保存の必要はありません。