エクステリアコース カーデザイン用語集
《ライン編》
キャラクターライン
車体側面に付け加える線。キャラクターラインは車のイメージやデザイン性を高める目的として使用され、通常側面の上部や下部などに表現されます。
ベルトライン
サイドウィンドウの下端線。
ドアパーティングライン
ドアパーティングラインは、ドアとボディ、又はフロントドアとリアドアを隔てている線のことです。車体とドアの機能上必要不可欠な線です。
断面図
車体の断面を示す時に使用される仮想線。
《車の各部位の名称》
Aピラー・Bピラー・Cピラー
構造上ボディとルーフをつなぐ重要な部分。前方からアルファベット順に並んでいます。(例:Aピラーはフロントガラスの両脇に位置、Bピラーはフロントドアとリアドアの中間に位置します)
X軸・Y軸・Z軸
X軸は「車体の幅」、Y軸は「車体の長さ」、Z軸は「車体の高さ」を表します。※数学にも同じ言葉がありますが、カーデザインでは異なる意味を持ちます。
ホイールベース
前輪軸と後輪軸との距離を表すものです。前輪接地点中心から後輪接地点中心の長さで計ります。乗用車では、ホイールベースが長いほど、より快適な走行になります。
フロントオーバーハング
前車軸中心点から車体前端まで。
リアオーバーハング
後車軸中心点から車体後端まで。
ボンネット
エンジンルームを覆う部分のふた。
フロントグリル
フロントボディ前端部に位置するエンジンルームの空気取り入れ口。
ルーフ
キャビンを覆う車の屋根部分。
カウルライン
フロントウィンドシールドの下部分。
カウルポイント
カウルラインの中心点で、ボンネットとフロントウィンドシールドの間に位置。
レリーフ
ボンネット上の膨らみのある造形形状の部分。
ボディ
タイヤとホイールを除くベルトラインより下部分を示します。
キャビン
ウィンドウ周りなどを含むベルトラインより上部を示します。
《スケッチの視点》
サイドビュー
基本となる2次元法によるスケッチ。真横からの視点で表すため、どのような車を伝えるのに効果的です。左右非対称な場合は、両サイドのサイドビュー2点が必要となります。
ブランビュー
2次元法を用いた真上からの視点で表します。
フロントビュー
2次元法で真正面からの視点で表します。
リアビュー
2次元法で後方からの視点で表します。
クォータービュ
3次元で表すため、描く際はパース(遠近法)の技法が必要になります。フロントクォータービューとリアクォータービューがあります。
《フェンダー》
フェンダーパネル
フロントバンパーとフロントドアの中間に当たる部分。
フェンダーフレアー
タイヤとホイールを保護する為の丸みのある部分。
リップ
タイヤハウスを囲むフェンダーフレアーのふちにあたる部分。
ホイール
タイヤ内側にある金属製のパーツ。
スポーク
ホイール中心から放射状に伸びる線状部品。
タイヤ
ホイール外側にはめるゴムの輪。
タイヤハウス
タイヤとボディの隙間。
《ウィンドウ》
クロセラ
ウィンドウシールやレアウィンドウ、サイドウィンドウを囲むセラミック製で黒色の緑のこと。
クォーターガラス
前方から数えて3つ目に当たる窓のことです。トランクとサイドドア中間に当たる備え付けのガラス。
シックスライト
サイドウィンドウのがラスが片側3枚、計6枚で構成されている場合の名称。
《フロントフェース & レアフェース》
タンブルホーム
正面から見た時のキャビンの傾き。
ブランカーブ
真上からの視点で見た時のボディやキャビンの丸み。
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