皆さん、こんにちは!講師の山下です。
ご存知の通り、第4回「CDA Design Competition」はDAIHATSUさんとのコラボコンペです。
今回もスキルが高い作品ばかりで、皆さんの成長を実感しています。
では、結果をご覧下さい。
<コメント>
山下氏
車の使われ方の新しい捉え方であり、コンセプトを感じる。素材感や色がテーマに合っており狙いが明快で良い。但し、全体に説明が不足している事とスケッチの完成度が十分で無い点が気になっている。次回は完成状態を見てみたい。
栗原氏
ファッションとしてのクルマを明快に表現しているところが良い。スケッチも表現力がある。
<コメント>
山下氏
アイデア展開やターゲットユーザーの定義が良い。また、コンセプトを決定しそれにあった構造・機能をデザインにも反映しデザインの魅力に繋げているのが大変好感が持てた。
栗原氏
近未来を感じさせるスタイル、新しい軽自動車のカテゴリーを開拓しそうな予感。レンダリングがレイアウトも含めもう少しキレイに描けるようになれば更に良い。
<コメント>
山下氏
軽自動車のサイズ感を意識した上で塊感を出している点に立体構築力を感じるコトができる。新しいフォルムを作り出す意欲と立体のセンスを感じるコトができるスケッチであり、魅力的な提案である。
栗原氏
シンプルなサーフェースにグラフィカルな処理で小さなクルマに、ダイナニズムを与えているところが素晴らしい。
<コメント>
山下氏
表現力は高い、アイディアも良いが、サイドビューの斜めカットに違和感がある。
栗原氏
丁寧な表現力で良いが、リアの部分を修正すると更に良くなる。
<コメント>
山下氏
完成度の高い作品である。ストーリーが明快で爽快なイメージを伝えることができる質の高さがある。軽自動車のパッケージの限界を攻めた意欲的な作品と言える。
栗原氏
コンセプトからスケッチまで、一連の流れが大変良い。視界の良いガラス張りの軽自動車も出てくるかもという期待を感じさせてくれる作品。
<コメント>
栗原氏
とてもシンプルな造形は誰もが好感を持つ。しかしフロントエンドはもう少しシンプルにした方が、このクルマの雰囲気に合うと思う。
CAN氏
ボディーサイドのふっくらとしたサーフェスと丸っこいフォルムが見事にマッチしている。前後のデザインテーマがサイドと合っていない点が惜しかった。次回は全体とディテールの調和を考慮してデザインすればさらにレベルの高い作品になるだろう。
<コメント>
栗原氏
「おにぎり」というコンセプトがダイレクトに表現されていて面白い。サーフェースをもう少しふくよかにしたら、もっと良い。
CAN氏
塊感や面質でデザインするクルマとは違う、オートバイのようなパーツの集合体としてのデザインのカッコよさを感じる。使用するシーンとデザインがマッチしていてターゲット設定からデザインまで芯の通った提案になっている。
<コメント>
栗原氏
自動車のフレームからインスパイアされているらしいが、それよりも面や造形の方が面白い。かつスポーティーな雰囲気が GOOD。
CAN氏
フォルムからディテールにかけて、すべての要素に勢いがあり、躍動感のあるデザインに仕上がっている。ただ、動的な線が多くて少し落ち着きがない雰囲気にも見えるので、静的な要素も入れてメリハリを持たせた方が良いと思う。
<コメント>
栗原氏
サムネイルスケッチ、スキル、アイディア共に良い。ただ既存のクルマからのインスパイアよりも何か別なものから考えたら更に良くなりそう。
CAN氏
デザインで目指すべきゴールが明確で、そこに向かうスケッチプロセスがとても良い。ただ今回は「COPEN」という枠でデザインしているためか、クリエイティブさに欠けている点が惜しい。次回はもっと自由な発想でデザインに取組んで欲しい。
<コメント>
栗原氏
テーマである日本の鎧を感じさせる表現力は素晴らしい。ホイールがオリジナルデザインだと更に良かった。
CAN氏
甲冑(かっちゅう)を連想させる色や造形。難しいテーマだが、しっかりとまとまっている点が良い。ただ、小さすぎるキャビンについての説明が足りていない。横に2人は到底乗れそうもないのでタンデムなのか?その辺りを明確にしてプロポーションの意味を提示できれば評価はもっと高くなると思う。
<コメント>
栗原氏
マッシブマッチョな感じが良い。また折り紙のようなサーフェースが面白く、オリジナリティーを感じる点も GOOD。ただ軽自動車サイズでどこまで表現できるのか?が少し疑問。
CAN氏
ターゲットからスタイリングテーマの設定がしっかりとできており、最終的なデザインも作者のイメージ通りに仕上がっている点が良い。ただ、軽自動車と思えない大きさなので、軽自動車のサイズ感をもっと調べてデザインに落とし込んで欲しかった。
【 B-5 】Predrag Stajic Strandhag さん