#17CDAデザインコンペティション

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受講生の皆さん、こんにちは。
第17回目のCDA Design Conpetition開催します!

今回は審査員を2名お迎えしての開催となります。まずお一人目はこれまでも審査員を務めて下さっている、NORI,inc.の創業者、栗原典善 先生です。
そしてもうお一人は、今回からテーマ導入でのレイアウト解説から中間チェックをご担当いただく事になる望月公哉先生です。

栗原先生は、ホンダ技術研究所でキャリアをスタートし、様々な2輪車のデザインプロジェクトに参画した後に渡欧。世界的デザイナーのジウジアーロが率いるイタルデザインにて、多くのプロジェクトを手がけられました。その後、EUフォードに移籍して活躍後、帰国してカーデザインの専門会社DCIを設立。欧州や国内メーカーのデザインプロジェクトを数多く手がけ、2001年にNORI, inc.を設立。教育面では、桑沢デザイン研究所で長らく教鞭をとり、CDA設立時には全体の監修も務めていただきました。

Mr.Kurihara_photo

望月先生は、キャリアのスタートをスズキで切り、初代「アルトラパン」などのヒットモデルのデザインを手掛けられました。その後、日産自動車に移籍し、アドバンススタジオ室長として数々のコンセプトカー開発を主導。未来の自動車デザインを切り拓くプロジェクトを率いてこられました。
現在は独立し、大手から中小企業まで幅広いクライアントに対してデザイン開発支援を行うと同時に、専門学校桑沢デザイン研究所にてカーデザイン教育にも尽力されています。長年の実務経験と教育者としての視点を兼ね備え、次世代のデザイナー育成に力を注いでいます。

Mr.Mochizuki_photo

 


 

今回からフレームワークが変わります!

今回のコンペは、これまでのフレームワークを進化させ、 2ヶ月間 というスケジュールで行います!

開始から1ヶ月後に「中間チェック」を行い、その約1ヶ月後に「最終評価」を実施します。※詳しい日程はコンペスケジュールをご確認ください。
中間チェックや審査結果発表は、作品へのアドバイスや総評を含めて撮影し、動画として公開します。

また、今回から導入部分にも新しい取り組みがあります。これまではテーマ発表のみでしたが、教育的観点から 「パッケージレイアウト」についての解説動画 を追加しました。望月先生によるレクチャーを参考にしながら、ぜひ作品制作を進めてください。

審査体制についても以下のように変更しています。

  • ・中間チェック:望月先生
  • ・最終審査:栗原先生

この学内コンペは『自分に足りないスキルは何か?』『コンペで勝ち抜く作品とは何か?』を実感できる絶好の機会です。悔しい思いをすることもあるかもしれませんが、成功や失敗の体験が、必ずあなたの糧となります。
CDAには、新人カーデザイナーとして活躍している方、大学・専門学校で学ぶ方、自動車メーカーのエンジニア、学び始めたばかりの方、海外の受講生など、多様なバックグラウンドを持つ仲間がいます。皆さんは仲間でありライバルです。
講師・スタッフ一同、皆さんのスケッチを楽しみにしています。

 


 

提出課題内容について

<第17回・テーマ>
3列シートの次世代EVのデザイン

これまで比較的小型車をテーマにしてきましたが、今回の課題は 「3列シートを備えた車」 です。
ミニバンのようなボックスタイプ、フルサイズSUV、あるいはどのカテゴリーにも属さないまったく新しいパッケージングでも構いません。発売時期は 5年以内を想定し、新しいクルマの可能性を提案してください。

乗車人数は 6〜8名 を設定し、誰を乗せるのか(家族、友人、仲間など)ターゲットも自由に考えてください。その上で、どのようなシーンで活躍するのか、独自のコンセプトを展開していただきたいと思います。

従来の枠にとらわれない発想で、未来の3列シート車をどのようにデザインするのか。皆さんのクリエイティブな提案を楽しみにしています。

課題の条件
【重要】短期間で進める本コンペティションはスタイリングと提案性を重視します。設定したパッケージに対してスケッチが多少大げさに描かれていても構いません。

  1. 四輪車であること。
  2. 車体サイズ:全長5,000mm以内で、全幅は2,000mm以内。高さは自由に設定してください。
  3. 動力:BEV
  4. 5年以内に実現可能と思えるような車をデザインしてください。

望月先生の特別レクチャー

スケジュール

※締切り厳守!計画的に早めの提出をお願いします!

中間チェックの締切りは、11月6日(木)23時59分

最終作品の締切りは、11月27日(木)23時59分

  • 課題発表-(10月6日)
  • 🔽課題制作①
  • 中間チェック-(11月6日)
  • 🔽課題制作②
  • 最終審査-(11月27日)
  • 課題制作①

    -中間チェックまで-

    • 1.コンセプトを説明する資料
      • ・新しい3列シート車のコンセプトを簡潔な文章で説明してください。
      • ・1枚にまとめてください。以下の情報を入れてください。
      • A.ターゲットユーザー
      • B.車のサイズ含めた簡単なレイアウト図(サイドビューだけでもOK)
      • cda_competition_image
    • 2.アイデアスケッチ
      • A.提出する案の数は自由ですが、2枚以内に収めてください。スケッチはラフで構いません。
      • B.サイドビューを入れてください

  • 課題制作②

    -最終審査まで-

    • 以下の情報を含んだコンセプトボード(1案)
      • A.3ビュースケッチ※レンダリングスケッチは1ビューだけでも可
      • B.パッケージレイアウト図

 


 

制約

【注】今回もデジタルの制限を設けていませんので、以下の見本作品のようにフルデジタルでスケッチしてもOKです。

 

example01

 

example02

 


 

提出作品について

  • ●提出物のファイルは必ずzipで圧縮するか、PDFで一つのファイルにまとめてください。
  • ●提出物のファイル名は名前(英字)_日付を付けて下さい。 例:yamada_20220821.jpg
  • ●提出ファイルはA4サイズ(横297mm、縦210mm) 200ppiでお願いします。

 


 

提出方法と流れ

  • STEP 1.
  • 中間チェック向け作品が完成したら、classroomの中間チェック提出ページで作品をご提出ください。
  • STEP 2.
  • 中間チェック後、最終作品が完成したら、classroomの最終提出ページで作品をご提出ください。
  •  


     

    選考基準

    • Ambulance point
      -Integration(完成度の高さ)-

    • 内訳
    • ① デザインの新規性       5点
    • ② アイデアの展開力       5点
    • ③ スケッチ表現力        5点
    • 合計 15点
    • これらを総合的に判断して選考をおこない、順位を決めていきます。

    また、今回も最終審査ではクラス分けをします。
    提出していただくスケッチスキルで以下のクラスに分けさせていただきます。

    • Aクラス-スケッチスキル上級
    • Bクラス-スケッチスキル中級
    • Cクラス-スケッチスキル初級

    各クラスに人数の上限は設けませんので、上のクラスに入れるよう頑張りましょう!

     結果発表方法は、作品アドバイスや総評含め、撮影をおこない動画を編集後に皆さんへ公開します!
    ※中間チェックは翌日(11/10に公開する予定です)

     


     

    <作品の取り扱いについて>

    完成作品の著作権については完成作品の作者に帰属するものとします。ただし、参加者は、カーデザインアカデミーに対し、完成作品のメディア等への掲載、各種媒体への掲載など、広報に関わることについて、そのカースケッチを使用する権利を無償で許諾するものとします。

     


     

    <参考資料>

    過去のCDA Design Competition 受賞作品

     









     


     

    CAR DESIGN ACADEMY

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