#11 CDA Design Competition (提出作品)

#11 コンペティション最終審査会延期のお知らせ

こんにちは。Car Design Academyです。
事前にお知らせしておりました、12月14日の審査会につきまして、山下先生の体調が優れないため、延期いたします。
改めて行う審査会につきましては、山下先生の体調回復を待ってリスケジュールいたしますので、現在のところ開催日は未定です。
今回の提出作品につきましては、こちらのページにて公開いたします。

テーマは「新しいCセグメント“クロスオーバー”のデザイン」

すぐに実現できそうな現実的なデザインから、未来を見越したデザインまで、幅広いタイプの作品提案がありました。
全体の特徴として、パンデミック下の現状を反映した作品が多かった点が挙げられますが、
どの作品も悲観的なものではなく、変化することをポジティブに捉えた興味深い作品ばかりでした。

審査の基準

  • Point 「Integration(完成度の高さ)」15点
  • ①テーマとコンセプトの整合性 5点
  • ②アイデアの展開力      5点
  • ③スケッチ表現力       5点

今回もテーマとコンセプトの整合性がうまく合致し、現実感を帯びたデザインが高得点の決め手となりました。
また、コンセプトを的確かつ魅力的に表現するスケッチスキルの重要性も審査の大事なポイントです。
※具体的な点数は提出された方々に個別でシートをお送りし、全体に公開はいたしません。ご了承ください。


各グループと作者(*順位ではありません)

グループ A

  1. Abdul Hafidh
  2. Alireza Saeedi
  3. Carlos Puerta Mascaró
  4. Firdan As Sahab
  5. Jihed Zaier
  6. Koji Sasaki
  7. Naoto Inoue
  8. Salim Awar
  9. Stajic Predrag
  10. Xavi Aymerich

グループ B

  1. Dmitry Inyakin
  2. Ioannis Loutridis
  3. Mitsuru Morita
  4. Masanobu Terada
  5. Masaharu Muguruma
  6. Shinichiro Miyaoka
  7. Takeshi Sakai

グループ C

  1. Arnav Hattiholi Sandeep
  2. Koson Yoshioka
  3. Shoichiro Morikawa
  4. Polina V Krasykova

【注目!】
審査の中では、上のグループに入るためのポイントも説明しています。次回のコンペでは、一つでも上のグループに入れるようにがんばりましょう。また、今回グループAに属している方も、気を抜かずにスケッチレベルの向上とデザインの研究に励むようにしましょう。

 

 


審査結果発表

A・Bグループは3位まで、Cグループは1位のみ発表いたします。
作品を拡大表示できるギャラリーはこのページ最下部に設置しています。

今回の最優秀賞は・・・

最優秀賞は Abdulさん!

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コンセプト立案からスケッチ提案、そしてコンセプトボードにおけるグラフィックまで非常にレベルが高く、山下先生の評価は満点でした。提案はエクステリアだけでなくインテリアまで及んでおり、一台の車をまるごとデザインしている点も高評価の理由です。デザイン活動で重要な、アイデア展開やシーンスケッチ、プレゼンボードのまとめ方などすべての点でお手本となる作品ですので、受講生の皆さんは今後の参考にしてください。

 

2位は Salimさん!

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農業向けに提案されたビークルですが、デザインが目的と合致している点が高得点に結びつきました。改善点は荷台部分で、農作業に配慮した工夫があれば更に評価は高くなっていたでしょう。

 

3位は 満森さん!

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アイデア展開が非常に高く評価されました。特に数多く描かれたシーンスケッチがデザイナーの意図を明確に表している点が秀逸でした。

 

 

グループB優秀賞は、Alessioさん!

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2030年がどの様な時代になるのか予測して、その時に必要とされるコンパクトカーのあり方を模索している点が評価されました。ターゲット設定をしっかりと行えば評価は更に高まったでしょう。

 

グループB2位は、Xavi さん!

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ユニークなコンセプトや魅力的なアイデアスケッチ、そしてレンダリングと全体的に完成度が高い作品です。しかし、リアビューが1枚も無い点が残念でした。このデザインはスペアタイヤの取り付き方もユニークなのでリアビューは必須だったはずです。デザイン提案する際には何が重要なのかをよく考えるようにしましょう。

 

グループB3位は、井上 さん!

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自動運転のコンセプトに合ったデザインモチーフ(ベビーカー)の選定が、見る側に好感と共感を与える作品でした。ここから更にデザインをデベロップするならば、敢えて車らしく見えないデザインを目指すと良いでしょう。

 

 

グループC1位(同率)は、寺田さん!

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全体の完成度は高いのですが、ペイントされていない点が惜しかったです。次回からはぜひペイントした魅力的な作品制作を期待しています。

 

グループC1位(同率)は、Polinaさん!

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デザインのイメージはできていて、世界観も良いのですが、クルマのデザインに自信がない様子が気になります。こちらの作品も寺田さんと同じ様に次回作品に期待しています。

 


審査ビデオ

Opening Remarks

Group A

Group B

Group C

Winners

Judge’s Comments


 

 

受講生の皆さんへ

今回もこれまでのコンペからフレームワークを変え、「中間チェック」を新たに設けました。
これによりワークショップのような進行になり、学習しながら作品制作できるイベントに進化しました。
今回上位にランクインされた方々の作品は、どれも中間チェックで山下先生から受けたアドバイスを理解し、上手くデベロップされた作品ばかりでした。
この経験を生かして、これからも皆さんがより良いデザイン活動をされることを願っています。

最後に、私達カーデザインアカデミーはこのCDAコンペを、受講生の皆さんが成長できる場として、これからも改善を進めたいと考えています。
今回参加され得た受講生はもちろん、残念ながら参加できなかった受講生の方も、改善のご要望があればぜひ声を聞かせてください。

そして、次回の参加を講師・スタッフ一同楽しみにお待ちしています!

 

【 作品一覧 】

*クリックorタップで拡大とスライド表示されます。

Group A

Group B

Group C

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